家がどういう形をしているかは、高齢になったときの住まいとして暮らしやすいかどうかの判断基準になると思います。

住まいの立地は通学時間より通勤時間を優先すべきだと思います
住まいの立地は通学時間より通勤時間を優先すべきだと思います

形で考える家と住まいのあり方について

広ければ広いほどよいだろう、と思っていた住まいへの考え方は、若い頃特有の憧れだったような気がします。今は量より質といった感じがすごくしていて、どうすれば快適な暮らしができるのかということにスポットを当てて住まいというものを考えなければならない、と思うようになってきたあたり、自分もようやく大人になってきたのかなと思ったりもします。そういう考え方の転換のきっかけになったのは、やはり父親が認知症になったということが大きいと思います。長方形で、狭い敷地面積しかない自宅は、どうしても床面積を確保するために上へ延ばさざるを得ませんでした。

そのため3階建てになったのですが、これは介護をするには非常に大変な家です。何をするにも階段を使っての移動は、介護される側の負担はもちろんありますが、介護する側の負担の方がもっと大きいからです。せめて二階建てくらいで、コンパクトな車いすでも使えるような広めのリビングダイニングでもあれば、ソファで寝かせ、何とか付き添いで近くに寝ることもできるでしょう。やはり家は正方形に近い形が理想的ですから、それが結果的には将来、年をとっても暮らしやすい家であり続けると思います。高齢化に向けて、自分もそういう住まいを考えなければ、と強く思うようになりました。

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